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老鶯
ふりがな文庫
“老鶯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうおう
61.1%
おいうぐいす
27.8%
うぐいす
5.6%
らうあう
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうおう
(逆引き)
勝頼も、その日は、兵馬の事を廃して、
毘沙門堂
(
びしゃもんどう
)
のうちに
慎
(
つつし
)
み、眼に新緑を見ず、耳に
老鶯
(
ろうおう
)
を聞かないこと三日にわたっていた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老鶯(ろうおう)の例文をもっと
(11作品)
見る
おいうぐいす
(逆引き)
けれど、
黄昏
(
たそが
)
れの色深く、葉桜や若葉の蔭に、
老鶯
(
おいうぐいす
)
の啼き迷うのが時々聞かれるぐらいなもので、本堂も
洞然
(
どうぜん
)
、留守のような静けさだった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老鶯(おいうぐいす)の例文をもっと
(5作品)
見る
うぐいす
(逆引き)
広い縁側を持った、宏壮な主屋を背後にし、実ばかりとなった藤棚を右手にし、青い庭石に腰をかけ、絶えず
四辺
(
あたり
)
から聞こえてくる、
老鶯
(
うぐいす
)
や
杜鵑
(
ほととぎす
)
の声に耳を藉し、幸福を感じながら彼は
呆然
(
ぼんやり
)
していた。
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
老鶯(うぐいす)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
らうあう
(逆引き)
ある時翁の物がたりに、此ほど
白氏
(
はくし
)
文集を見て、
老鶯
(
らうあう
)
と
云
(
いひ
)
、
病蚕
(
びやうさん
)
といへる言葉のおもしろければ
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
老鶯(らうあう)の例文をもっと
(1作品)
見る
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
鶯
漢検準1級
部首:⿃
21画
“老鶯”と季節(夏)が同じ季語
食物|
鯵
荒布
楊梅
水飯
泡盛
行事|
葵祭
端午
川開
祇園祭
薬玉
植物|
葉桜
向日葵
蓮花
時候|
半夏生
小満
極暑
短夜
夏至
天文|
喜雨
雷雨
五月闇
日盛
雷
地理|
卯波
滝
代田
植田
雪渓
動物|
残鶯
金魚
蛍合戦
松蝉
羽蟻
人事|
麦藁帽子
葭戸
草取
田植
夏服
“老鶯”と分類(動物)が同じ季語
春|
桜貝
蝶
囀
古巣
仔馬
夏|
蛭
水鶏
蛆
油虫
雷鳥
秋|
芋虫
猪
雁
啄木鳥
頬白
冬|
鶴
狼
梟
鳰
寒雀
新春|
初烏
初声
初鶏
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女
“老鶯”のふりがなが多い著者
吉川英治
国枝史郎
島崎藤村
岡本かの子
田山花袋
山本周五郎
田中貢太郎
芥川竜之介