“うぐいす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
97.3%
小夜鶯1.1%
0.5%
老鶯0.5%
黄鳥0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏藪の中に分け入ってむと、まだ、チチッとしか啼けないの子が、自分のの中からでも飛んだように、すぐ側から逃げて行く。
死んだ千鳥 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
将校たちはその繁みのそばに暫らく足をとめてちょいと揺すぶってみたりしたが、小夜鶯は平気で歌っていた。
接吻 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
もいれば駒鳥もいる、雲雀もいれば郭公もいてそれはそれは可愛い声でっているのです。
お蝶夫人 (新字新仮名) / 三浦環(著)
お父さんのお母さん、すなわち私のお祖母さんは、近所で評判の器量よしで、その上声が美しくて唄が上手だったので、朝日奈小町とか、小町とかいわれて大騒ぎされたそうです。
お蝶夫人 (新字新仮名) / 三浦環(著)
広い縁側を持った、宏壮な主屋を背後にし、実ばかりとなった藤棚を右手にし、青い庭石に腰をかけ、絶えず四辺から聞こえてくる、老鶯杜鵑の声に耳を藉し、幸福を感じながら彼は呆然していた。
鸚鵡蔵代首伝説 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
手を入れて労り取って、二十四の梓は嬉しそうに、縁側を伝って夫人竜子の寝室って、寝台の枕頭に押着けて、呼起して、黄鳥を手柄そうに見せると、冷やかに一目見たばかり。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)