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うぐいす
ふりがな文庫
“うぐいす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鶯
97.5%
小夜鶯
1.0%
鴬
0.5%
老鶯
0.5%
黄鳥
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶯
(逆引き)
裏藪
(
うらやぶ
)
の中に分け入って
佇
(
たたず
)
むと、まだ、チチッとしか啼けない
鶯
(
うぐいす
)
の子が、自分の
袂
(
たもと
)
の中からでも飛んだように、すぐ側から逃げて行く。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うぐいす(鶯)の例文をもっと
(50作品+)
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小夜鶯
(逆引き)
将校たちはその繁みのそばに暫らく足をとめてちょいと揺すぶってみたりしたが、
小夜鶯
(
うぐいす
)
は平気で歌っていた。
接吻
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
うぐいす(小夜鶯)の例文をもっと
(2作品)
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鴬
(逆引き)
鴬
(
うぐいす
)
もいれば駒鳥もいる、
雲雀
(
ひばり
)
もいれば
郭公
(
かっこう
)
もいてそれはそれは可愛い声で
囀
(
さえず
)
っているのです。
お蝶夫人
(新字新仮名)
/
三浦環
(著)
お父さんのお母さん、すなわち私のお祖母さんは、近所で評判の器量よしで、その上声が美しくて唄が上手だったので、朝日奈小町とか、
鴬
(
うぐいす
)
小町とかいわれて大騒ぎされたそうです。
お蝶夫人
(新字新仮名)
/
三浦環
(著)
うぐいす(鴬)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
老鶯
(逆引き)
広い縁側を持った、宏壮な主屋を背後にし、実ばかりとなった藤棚を右手にし、青い庭石に腰をかけ、絶えず
四辺
(
あたり
)
から聞こえてくる、
老鶯
(
うぐいす
)
や
杜鵑
(
ほととぎす
)
の声に耳を藉し、幸福を感じながら彼は
呆然
(
ぼんやり
)
していた。
鸚鵡蔵代首伝説
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
うぐいす(老鶯)の例文をもっと
(1作品)
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黄鳥
(逆引き)
手を入れて労り取って、二十四の梓は嬉しそうに、縁側を伝って夫人竜子の
寝室
(
ねや
)
に
入
(
い
)
って、
寝台
(
ねだい
)
の枕頭に
押着
(
おッつ
)
けて、呼起して、
黄鳥
(
うぐいす
)
を手柄そうに見せると、冷やかに一目見たばかり。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うぐいす(黄鳥)の例文をもっと
(1作品)
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“うぐいす”の意味
《名詞》
うぐいす【鶯、鴬】
ウグイス。
ウグイスの背のような色。鶯茶。
美声、声が美しい女性。
香道で使われる細い串。
冊子などを綴じる時に使う竹の串。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うぐひす
おいうぐいす
らうあう
ろうおう
おう
とり
ウグヒス
くわうてう