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うぐひす
ふりがな文庫
“うぐひす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ウグヒス
語句
割合
鶯
83.7%
黄鳥
11.6%
山鶯
2.3%
春告鳥
2.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鶯
(逆引き)
その騷ぎも知らぬ顏に、平次は
鶯
(
うぐひす
)
の籠を見たり、
摺
(
す
)
り
餌
(
ゑ
)
の鉢を鑑定したり、最後に嫁のお弓をつかまへて、
暢氣
(
のんき
)
らしい話をして居りました。
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
うぐひす(鶯)の例文をもっと
(36作品)
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黄鳥
(逆引き)
男は、
宛然
(
まるで
)
鷲が
黄鳥
(
うぐひす
)
でも
攫
(
つかま
)
へた様に、小さい藤野さんを小脇に抱へ込んでゐたが、美しい顔がグタリと前に垂れて、後には膝から下、雪の様に白い脚が二本、力もなくブラ/\してゐた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
うぐひす(黄鳥)の例文をもっと
(5作品)
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山鶯
(逆引き)
頂上にのぼり尽きたるは
真午
(
まひる
)
の頃かとぞ覚えし、
憩所
(
やすみどころ
)
の
涼台
(
すゞみだい
)
を借り得て、老畸人と共に
縦
(
ほしい
)
まゝに睡魔を飽かせ、
山鶯
(
うぐひす
)
の声に驚かさるゝまでは天狗と
羽
(
は
)
を并べて、
象外
(
しやうぐわい
)
に遊ぶの夢に余念なかりき。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
うぐひす(山鶯)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
春告鳥
(逆引き)
こゝは
梅桜
(
ばいあう
)
の蕾
未
(
いま
)
だ我瞳よりも小さく候へど、さすがに春風の
小車
(
をぐるま
)
道を忘れず廻り来て、
春告鳥
(
うぐひす
)
、
雲雀
(
ひばり
)
などの讃歌、野に山に流れ、微風にうるほふ小菫の紫も路の辺に萌え出で候。
渋民村より
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
うぐひす(春告鳥)の例文をもっと
(1作品)
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