トップ
>
黄鳥
>
うぐひす
ふりがな文庫
“
黄鳥
(
うぐひす
)” の例文
殊に旦那と一緒に暫らく欧羅巴に
在
(
い
)
らしつたから、毛唐の言葉も達者で
黄鳥
(
うぐひす
)
のやうな声でベラ/\お咄しなさる。其上に
音楽
(
なりもの
)
がお上手で、ピアノとかは
専門家
(
しやうばいにん
)
に負けないお
伎倆
(
うでまへ
)
ださうだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
男は、
宛然
(
まるで
)
鷲が
黄鳥
(
うぐひす
)
でも
攫
(
つかま
)
へた様に、小さい藤野さんを小脇に抱へ込んでゐたが、美しい顔がグタリと前に垂れて、後には膝から下、雪の様に白い脚が二本、力もなくブラ/\してゐた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
黄鳥
(
うぐひす
)
や竹の子藪に
老
(
おい
)
を
啼
(
なく
)
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
黄鳥
(
うぐひす
)
は
辛夷
(
こぶし
)
に触れぬ。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
男は、
宛然
(
まるで
)
鷲が
黄鳥
(
うぐひす
)
でも
攫
(
つかま
)
へた樣に、小さい藤野さんを小脇に抱へ込んでゐたが、美しい顏がグタリと前に垂れて、後には膝から下、雪の樣に白い脚が二本、力もなくブラ/\してゐた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
黄鳥
(
うぐひす
)
は萠黄の
翼
(
つばさ
)
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
黄鳥
(
うぐひす
)
歌ふ。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“黄鳥”の意味
《名詞》
「うぐいす」の異称。
「こうらいうぐいす」の異称。
(中国古典)詩経に春を告げる鳥として詠まれる倉庚の異称。マヒワまたはコウライウグイス。
(出典:Wiktionary)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“黄鳥”で始まる語句
黄鳥時兼白鳥飛