“涼台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すずみだい62.5%
すゞみだい25.0%
すずみ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏の夜の事で、その辺の芸者家ではいずれもまだ戸を明けたまま、芸者は門口の涼台すずみだいに腰をかけて話をしているのを、男はなれなれしく
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
父は翌日また弟に馬の絵を彫つた燈籠を作つてやりました。その夜の涼台すゞみだいの上には朝顔のとそれが並んで吊されました。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
海見ゆる涼台すずみの破風に
庭園の雨 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)