“涼炉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんろ50.0%
しちりん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
榛軒は妻の忌むことを知つてゐたので、庭前に涼炉こんろを焚いて肉をた。そして塾生と共に飽くまでくらつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
... 涼炉しちりんで燃しているようなものサ。土竈どがまだって堅炭かたずみだってみんな去年の倍と言っても可い位だからね」とお徳は嘆息ためいきまじりに「真実ほんとにやりきれや仕ない」
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)