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しちりん
ふりがな文庫
“しちりん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
七輪
82.5%
七厘
5.0%
七釐
2.5%
凉炉
2.5%
昆炉
2.5%
涼炉
2.5%
焜炉
2.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七輪
(逆引き)
菊代の兄、奥田義雄は、六畳間の縁側にしゃがんで
七輪
(
しちりん
)
をばたばた
煽
(
あお
)
ぎ煮物をしながら、傍に何やら書籍を置いて読んでいる。
春の枯葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
しちりん(七輪)の例文をもっと
(33作品)
見る
七厘
(逆引き)
土焼
(
どやき
)
の
竈
(
かまど
)
や
七厘
(
しちりん
)
、
炮烙
(
ほうろく
)
、または
厨子
(
ずし
)
などにもしっかりした形のものを作ります。仙台の人たちはこの窯の雑器をもっと重く見るべきでありましょう。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
しちりん(七厘)の例文をもっと
(2作品)
見る
七釐
(逆引き)
勝手道具もそうである。土間に
七釐
(
しちりん
)
が二つ置いてある。春の来た時に別当が、「壊れているのは旦那ので、満足なのは己のだ」
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
しちりん(七釐)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
凉炉
(逆引き)
箱の前には小さな塗膳があって其上に茶椀小皿などが三ツ四ツ伏せて有る其横に
煤
(
くす
)
ぼった
凉炉
(
しちりん
)
が有って
凸凹
(
でこぼこ
)
した
湯鑵
(
やかん
)
がかけてある。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
しちりん(凉炉)の例文をもっと
(1作品)
見る
昆炉
(逆引き)
二三度
喚
(
よ
)
んで見たが、阿母さんは
桃枝
(
もヽえ
)
を
負
(
おぶ
)
つて大原へ出掛けて居無かつた。貢さんは火鉢の
火種
(
ひだね
)
を
昆炉
(
しちりん
)
に移し
消炭
(
けしずみ
)
を
熾
(
おこ
)
して
番茶
(
ばんちや
)
の
土瓶
(
どびん
)
を
沸
(
わか
)
し、
鮭
(
しやけ
)
を焼いて
冷飯
(
ひやめし
)
を食つた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
しちりん(昆炉)の例文をもっと
(1作品)
見る
涼炉
(逆引き)
...
涼炉
(
しちりん
)
で燃しているようなものサ。
土竈
(
どがま
)
だって
堅炭
(
かたずみ
)
だって
悉
(
みん
)
な去年の倍と言っても可い位だからね」とお徳は
嘆息
(
ためいき
)
まじりに「
真実
(
ほんと
)
にやりきれや仕ない」
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
しちりん(涼炉)の例文をもっと
(1作品)
見る
焜炉
(逆引き)
細君は
焜炉
(
しちりん
)
を
煽
(
あお
)
いだり、
庖丁
(
ほうちょう
)
の音をさせたり、
忙
(
いそ
)
がしげに台所をゴトツカせている。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
しちりん(焜炉)の例文をもっと
(1作品)
見る
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こんろ