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火種
ふりがな文庫
“火種”の読み方と例文
読み方
割合
ひだね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだね
(逆引き)
「うむ。行って
来
(
こ
)
よう。
火種
(
ひだね
)
はあるか。この二、三日大分寒くなって来たな。」と男はまだ
寐
(
ね
)
たまま起きようともしない。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
それから、
若者
(
わかもの
)
はたき火のそばにもどってくると、かすかにのこっている
火種
(
ひだね
)
から火をふきおこして、あたたまりました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
市街
(
しがい
)
の
中心地
(
ちゆうしんち
)
に
於
(
お
)
ける
潰家
(
かいか
)
の
下
(
もと
)
に、
大火災
(
だいかさい
)
となるべき
火種
(
ひだね
)
が
培養
(
ばいよう
)
せられつゝあつたことを
氣附
(
きづ
)
かないでゐたのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
火種(ひだね)の例文をもっと
(10作品)
見る
“火種”の解説
可燃物に点火する際に起こす小さな火。本項で記述。
1.から転じて、騒動や争いの発端となる発言や行動のこと。近年ではネット上で騒動に拍車をかけるような言動を「燃料」とも呼ぶ。
火種(ひだね)は、物質を燃焼させる上で使われる小さな火のこと。古くは摩擦熱などを利用してそれを籾殻やおがくずなどに引火させ、空気を送ることで燃焼させたものを火種とした。専用の道具として、日本では打竹、中国では火折子という道具を使用した。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
種
常用漢字
小4
部首:⽲
14画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
“火種”のふりがなが多い著者
今村明恒
高祖保
与謝野寛
中島敦
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
夏目漱石
永井荷風
田山花袋
岡本綺堂