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涼傘
ふりがな文庫
“涼傘”の読み方と例文
読み方
割合
ひがさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがさ
(逆引き)
横に公園へ
上
(
あが
)
る坂は、
見透
(
みとお
)
しに成つて居たから、
涼傘
(
ひがさ
)
のまゝスツと鳥居から抜けると、紫玉の姿は色のまゝ鳥居の柱に映つて通る。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
二人とも
浴衣形
(
ゆかたなり
)
の、一人は髪を引ッつめにして、大きな新聞紙包みを抱え、一人は銀杏返しの、小さな袱紗づつみを抱えた片っ方の手に、音無しく
涼傘
(
ひがさ
)
をもちそえていた。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
連
(
つれ
)
なる騎者馬さし寄せて、夜は明けんとす、客人の
目疾
(
めやみ
)
せられぬ用心に、
涼傘
(
ひがさ
)
さゝせ申さんと、大なる布を頭より被せ、頸のまはりに結びたれば、それより方角だに
辨
(
わきま
)
へられず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
涼傘(ひがさ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“涼傘”の意味
《名詞》
日傘。
(出典:Wiktionary)
涼
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
傘
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“涼”で始まる語句
涼
涼風
涼気
涼台
涼夜
涼朝
涼炉
涼絹
涼味
涼場
“涼傘”のふりがなが多い著者
久保田万太郎
泉鏡太郎
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン