“涼夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうや75.0%
りやうや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、水のせせらぐ一亭に夕蚊遣ゆうかやりして、夜食を共にし、その後も、杯だけをお互いの前に残して、涼夜りょうやをくつろいだ。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まことに。涼夜りょうやの一杯は、生けるしるしありとか言いますな。心ゆくまでいただきましょう」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)