“涼場”の読み方と例文
読み方割合
すずみば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ホテルの涼場すずみばの下を通って、稲瀬いなせ川のそばまで行くと、別荘の屋根が見える。そこまで行って、女達は砂の上に腰を下した。
九月一日 (新字新仮名) / 水上滝太郎(著)
このいまこしらへて居る涼場すずみば仕挙度しあげたさうだから、けふはうちに居るとしたらよからう、それにけふは連れて行つて都合のよくないこともあるから、尤も大した用事なら格別だが。
黄金機会 (新字旧仮名) / 若松賤子(著)