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ひがさ
ふりがな文庫
“ひがさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
日傘
73.3%
涼傘
17.8%
洋傘
2.2%
日暈
2.2%
日笠
2.2%
檜笠
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日傘
(逆引き)
またはさまざまなる
大道店
(
だいどうみせ
)
の
日傘
(
ひがさ
)
の間をば士農工商思い思いの
扮装形容
(
みなりかたち
)
をした人々が
後
(
あと
)
から後からと引きも切らずに歩いて行く。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ひがさ(日傘)の例文をもっと
(33作品)
見る
涼傘
(逆引き)
二人とも
浴衣形
(
ゆかたなり
)
の、一人は髪を引ッつめにして、大きな新聞紙包みを抱え、一人は銀杏返しの、小さな袱紗づつみを抱えた片っ方の手に、音無しく
涼傘
(
ひがさ
)
をもちそえていた。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
ひがさ(涼傘)の例文をもっと
(8作品)
見る
洋傘
(逆引き)
と澄ました顔で、
洋傘
(
ひがさ
)
を持って来た柄の方を返して出すと、夫人は手巾を持換えて、そうでない方の手に取ったが……不思議にこの男のは汗ばんでいなかった。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
単衣
(
ひとえ
)
の襟をちょいと合わせて、すっとその格子戸へ寄って、横に立って、
洋傘
(
ひがさ
)
を
支
(
つ
)
いたが、声を懸けようとしたらしく、斜めに
覗
(
のぞ
)
き込んだ顔を赤らめて、黙って
俯向
(
うつむ
)
いて
俯目
(
ふしめ
)
になった。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひがさ(洋傘)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
日暈
(逆引き)
霧でかすんで——大きな
日暈
(
ひがさ
)
にとりかこまれた月は、長いゆれる尾を引いて幻の優しい愁しい気分をもって、上って居る。鈍い、深い黒潮の上に月の差す所丈は銀緑に光るのである。
日記:05 一九一九年(大正八年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ひがさ(日暈)の例文をもっと
(1作品)
見る
日笠
(逆引き)
この歌の側に、「印南野は行き過ぎぬらし
天
(
あま
)
づたふ
日笠
(
ひがさ
)
の浦に波たてり見ゆ」(巻七・一一七八)というのがあるが、これも佳い歌である。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
ひがさ(日笠)の例文をもっと
(1作品)
見る
檜笠
(逆引き)
いづれも、
塗笠
(
ぬりがさ
)
、
檜笠
(
ひがさ
)
、
菅笠
(
すげがさ
)
、
坊主笠
(
ばうずがさ
)
を
被
(
かぶ
)
つて
出
(
で
)
ると
言
(
い
)
ふ。
くさびら
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひがさ(檜笠)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ひがさ”の意味
《名詞》
強い日射を遮るための傘。パラソル。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
パラソル
かさ
ひがらがさ
にちうん
ひのきがさ
かうもり
かうもりがさ
かふもり
こうもり
こうもりがさ