日笠ひがさ)” の例文
この歌の側に、「印南野は行き過ぎぬらしあまづたふ日笠ひがさの浦に波たてり見ゆ」(巻七・一一七八)というのがあるが、これも佳い歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)