“目疾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めやみ50.0%
もくしつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれなる騎者馬さし寄せて、夜は明けんとす、客人の目疾めやみせられぬ用心に、涼傘ひがささゝせ申さんと、大なる布を頭より被せ、頸のまはりに結びたれば、それより方角だにわきまへられず。
五百は当時眼病にかかってくるしんでいた。しかし保は単に五百の目疾もくしつの故を以て入舎の期を延ばしたのではない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)