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裏藪
ふりがな文庫
“裏藪”の読み方と例文
読み方
割合
うらやぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらやぶ
(逆引き)
裏藪
(
うらやぶ
)
の中に分け入って
佇
(
たたず
)
むと、まだ、チチッとしか啼けない
鶯
(
うぐいす
)
の子が、自分の
袂
(
たもと
)
の中からでも飛んだように、すぐ側から逃げて行く。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宴が終り、若い叔孫家の後嗣は快く諸賓客を送り出したが、翌朝は既に
屍体
(
したい
)
となって家の
裏藪
(
うらやぶ
)
に棄てられていた。
牛人
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
裏藪
(
うらやぶ
)
の竹の葉にそそぐ音だけでも、一雨ごとにこの山里へ冬のやって来ることを思わせる。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
裏藪(うらやぶ)の例文をもっと
(8作品)
見る
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
“裏”で始まる語句
裏
裏店
裏梯子
裏面
裏口
裏手
裏庭
裏門
裏通
裏漉
“裏藪”のふりがなが多い著者
吉川英治
中島敦
島崎藤村
織田作之助