“絵簾”の読み方と例文
読み方割合
えすだれ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほの暗い彼女の部屋は、萩戸と目の細かい絵簾えすだれに囲まれながらも、冷ややかな香のけむりと、密やかな嗚咽おえつを今朝から閉じこめていた。
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
絵簾えすだれを分けて覗くやあやめ売 いん
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)