“重修”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちようしう50.0%
ちょうしゅう33.3%
しゅうぜん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。
聞いてみれば、泰安州たいあんしゅう岳廟がくびょうで五岳楼が重修ちょうしゅうされ、それを機に、金持の有志の手で一基の石碑が建てられるというはなし。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その後杜陽は桟道を通ったことがあったが、自分の墜ちた処へ往くと壑の底へ向って悵望ちょうぼうし、陳宝祠へは金を出して重修しゅうぜんした。
陳宝祠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)