重修ちようしう)” の例文
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。
長崎の明倫堂はもと立山にあつたが、正徳元年中島鋳銭座址ちうせんざしに移された。当時祭酒を向井元仲と云つて、此年に堂宇を重修ちようしうすることになつてゐた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
初君が古跡こせき寺泊てらどまりり、里俗りぞく初君屋敷やしきといふ。貞享ぢやうきやう元年釈門万元しやくもんまんげんしるすといふ初君が哥のいしぶみありしが、断破かけやぶれしを享和年間きやうわねんかん里入りじん重修ちようしうして今にそんせり。