“熾烈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しれつ96.6%
さかん1.7%
シレツ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と作左衛門も今更敵方の周密な用意に舌を巻いたが、それと同時に、いよいよ両藩の確執が熾烈しれつになって来た暗示を受けた気がした。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仏教修業の結果どんな熾烈さかんな愛欲や誘惑の中に入っても、これをよく節度して、その悪果に染まないように、その心身を自由に、大きく、かつしっかりさせるのです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
兵衛佐頼朝、其後モ生存アツテ、武総ムソウノ隅田河原ニ陣シ、千葉、上総、甲信、武相ノ諸源氏ヲ語ラヒ、兵員三万余騎ト聞エ、ソノイキホヒ逐日チクジツ熾烈シレツ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)