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桟道
ふりがな文庫
“桟道”のいろいろな読み方と例文
旧字:
棧道
読み方
割合
さんどう
61.1%
かけはし
16.7%
さんだう
5.6%
さんばし
5.6%
そばみち
5.6%
カケハシ
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんどう
(逆引き)
楊儀
(
ようぎ
)
、
姜維
(
きょうい
)
の両将は、物見を放って、しばらく行軍を見合わせていた。道はすでに有名な
桟道
(
さんどう
)
の
嶮岨
(
けんそ
)
に近づいていたのである。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
桟道(さんどう)の例文をもっと
(11作品)
見る
かけはし
(逆引き)
杜陽
(
とよう
)
と
僕
(
げなん
)
の二人は山道にかかっていた。足がかりのない山腹の
巌
(
いわ
)
から巌へ木をわたしてしつらえた
桟道
(
かけはし
)
には、ところどころ深い
壑底
(
たにそこ
)
の覗かれる穴が開いていて魂をひやひやさした。
陳宝祠
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
桟道(かけはし)の例文をもっと
(3作品)
見る
さんだう
(逆引き)
全体
(
ぜんたい
)
、
箱根
(
はこね
)
でも、
塩原
(
しほばら
)
でも、
或
(
あるひ
)
は
木曾
(
きそ
)
の
桟橋
(
かけはし
)
でも、
実際
(
じつさい
)
にしろ、
絵
(
ゑ
)
にせよ、
瑠璃
(
るり
)
を
灌
(
そゝ
)
ぎ、
水銀
(
すゐぎん
)
を
流
(
なが
)
す
渓流
(
けいりう
)
を、
駕籠
(
かご
)
、
車
(
くるま
)
で
見
(
み
)
て
行
(
ゆ
)
くのは、
樵路
(
せうろ
)
、
桟道
(
さんだう
)
、
高
(
たか
)
い
処
(
ところ
)
で
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
桟道(さんだう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
さんばし
(逆引き)
ただし途中で、
桟道
(
さんばし
)
を
踏辷
(
ふみすべ
)
るやら、
御嶽
(
おんたけ
)
おろしに
吹飛
(
ふきとば
)
されるやら、それは分らなかったのです。
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
桟道(さんばし)の例文をもっと
(1作品)
見る
そばみち
(逆引き)
雨
(
あま
)
あがりの
桟道
(
そばみち
)
にかけてある橋の板を踏すべらして、
崖
(
がけ
)
へ
転
(
ころが
)
り
陥
(
お
)
ちて
怪我
(
けが
)
をしてから、病院へ
担
(
かつ
)
ぎこまれて、間もなく死んでしまったと云うのであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
桟道(そばみち)の例文をもっと
(1作品)
見る
カケハシ
(逆引き)
木馬
(
キンマ
)
の道や、
桟道
(
カケハシ
)
を踏み越え、
禰宜
(
ネギ
)
からみようど、
宿老
(
トネ
)
・
老女
(
トジ
)
の居る屋敷と言へば、新百姓の一軒家までも尋ね入つて、重い鈍い口から、答へをむしりとる様な情熱が、組織を生んだのです。
山の霜月舞:――花祭り解説――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
桟道(カケハシ)の例文をもっと
(1作品)
見る
桟
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“桟”で始まる語句
桟敷
桟橋
桟
桟俵
桟敷裏
桟留
桟蓋
桟齴
桟木
桟留縞
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