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桟蓋
ふりがな文庫
“桟蓋”の読み方と例文
読み方
割合
さんぶた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんぶた
(逆引き)
ただ
釣瓶
(
つるべ
)
を上げた
枡形
(
ますがた
)
の石井戸に
桟蓋
(
さんぶた
)
がしてあって、
美男葛
(
びなんかずら
)
のつるのからんでいるのが妙に心をひく。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
姉は高台寺
蒔絵
(
まきえ
)
手文庫と書いてある箱を
膝
(
ひざ
)
の上に載せて、固くなった
桟蓋
(
さんぶた
)
の間に無理に指を
挿
(
さ
)
し込みながら、それを開けることに気を取られていて、そんな言葉など耳にも這入らない様子であった。
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
桟蓋(さんぶた)の例文をもっと
(2作品)
見る
桟
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“桟”で始まる語句
桟敷
桟橋
桟
桟道
桟俵
桟敷裏
桟留
桟齴
桟木
桟留縞
“桟蓋”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
吉川英治