“紀念”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かたみ60.0%
きねん36.7%
おもいで3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熟々(つく/″\)見て感心なし今の話しには母御の紀念(かたみ)の此櫛と云はるゝからは片時も忘れ給はぬ孝心(かうしん)を天道樣も憐(あはれ)まれ必ず御惠みなるならん能々父子(てゝご)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
で、其(そ)の勝敗(しようはい)を紀念(きねん)として、一先(ひとま)づ、今度(こんど)の蜜月(みつゞき)の旅(たび)を切上(きりあ)げやう。けれども双六盤(すごろくばん)は、唯(たゞ)土地(とち)の伝説(でんせつ)であらうも知(し)れぬ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
蓮華(げんげ)、鷺草(さぎそう)、きんぽうげ、鍬形草(くわがたそう)、暮春の花はちょうど絵具箱を投げ出したように、曲りくねった野路を飾って、久しい紀念(おもいで)の夕日が岡は、遠く出島のように、メリヤス会社のところに尽きている。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)