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おもいで
ふりがな文庫
“おもいで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
思出
47.4%
追憶
15.8%
憶出
13.2%
想出
7.9%
追懐
5.3%
記憶
2.6%
囘憶
2.6%
回想
2.6%
紀念
2.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思出
(逆引き)
かれこれと
語
(
かた
)
り
合
(
あ
)
っている
中
(
うち
)
にも、お
互
(
たがい
)
の
心
(
こころ
)
は
次第
(
しだい
)
次第
(
しだい
)
に
融
(
と
)
け
合
(
あ
)
って、さながらあの
思出
(
おもいで
)
多
(
おお
)
き
三浦
(
みうら
)
の
館
(
やかた
)
で、
主人
(
あるじ
)
と
呼
(
よ
)
び、
妻
(
つま
)
と
呼
(
よ
)
ばれて
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
おもいで(思出)の例文をもっと
(18作品)
見る
追憶
(逆引き)
城太郎のこと、お通のこと、さまざまな
追憶
(
おもいで
)
に、しばらくつかれを忘れて歩いていたが、道はいよいよ分らない。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おもいで(追憶)の例文をもっと
(6作品)
見る
憶出
(逆引き)
二人は思わず、小供時代の
憶出
(
おもいで
)
に耽った、丈なす雑草が私達の上に森の如くにひろがる時、私達は
小鬼
(
エルフィン
)
の踊るを見るようなちょっと冒険的な気持になる、二人はそんな気持にも浸るのであった。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
おもいで(憶出)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
想出
(逆引き)
それにしても、たった一つの最初の
想出
(
おもいで
)
があった。あとにもさきにもない、一度きりの、
奇
(
く
)
しき縁ではあった。
蕎麦の花の頃
(新字新仮名)
/
李孝石
(著)
おもいで(想出)の例文をもっと
(3作品)
見る
追懐
(逆引き)
それからそれへと思いめぐらして、
追懐
(
おもいで
)
はいつしか昔の悲しい、いたましい
母子
(
おやこ
)
の生活の上に
遷
(
うつ
)
ったのである。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
おもいで(追懐)の例文をもっと
(2作品)
見る
記憶
(逆引き)
お隅は顔を
外向
(
そむ
)
けて、
嗚咽
(
すすりあげ
)
ました。一旦
愈
(
なお
)
りかかった胸の傷口が復た破れて、烈しく出血するとはこの思いです。残酷な一生の
記憶
(
おもいで
)
は蛇のように
蘇生
(
いきかえ
)
りました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
刈取らずに置いた蕎麦の
素枯
(
すがれ
)
に月の光の沈んだ有様を見ると、楽しい
記憶
(
おもいで
)
が母親の胸の中を往ったり来たりせずにはおりません。母親は夢のように
眺
(
なが
)
めて幾度か深い
歎息
(
ためいき
)
を吐きました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おもいで(記憶)の例文をもっと
(1作品)
見る
囘憶
(逆引き)
いわゆる
囘憶
(
おもいで
)
というものは人を喜ばせるものだが、時にまた、人をして
寂寞
(
せきばく
)
たらしむるを免れないもので、
精神
(
たましい
)
の
縷糸
(
いと
)
が
已
(
すで
)
に逝ける淋しき時世になお引かれているのはどういうわけか。
「吶喊」原序
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
おもいで(囘憶)の例文をもっと
(1作品)
見る
回想
(逆引き)
熱い空気に蒸される林檎の可憐らしい花、その周囲を飛ぶ蜜蜂の楽しい羽音、すべて、見るもの聞くものは
回想
(
おもいで
)
のなかだちであったのである。
朝飯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おもいで(回想)の例文をもっと
(1作品)
見る
紀念
(逆引き)
蓮華
(
げんげ
)
、
鷺草
(
さぎそう
)
、きんぽうげ、
鍬形草
(
くわがたそう
)
、暮春の花はちょうど絵具箱を投げ出したように、曲りくねった野路を飾って、久しい
紀念
(
おもいで
)
の夕日が岡は、遠く出島のように、メリヤス会社のところに尽きている。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
おもいで(紀念)の例文をもっと
(1作品)
見る
“おもいで”の意味
《名詞》
経験した出来事を思い出すこと。また、その出来事。
ある事を思い浮かべる材料となる物。あることの記憶と結びついていること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
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