トップ
>
追懐
>
おもいで
ふりがな文庫
“
追懐
(
おもいで
)” の例文
旧字:
追懷
眼鏡越しに
是方
(
こちら
)
を眺める青木の眼付の若々しさ、
往時
(
むかし
)
を
可懐
(
なつか
)
しがる布施の
容貌
(
おもて
)
に
顕
(
あらわ
)
れた真実——いずれも原の身にとっては
追懐
(
おもいで
)
の種であった。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それからそれへと思いめぐらして、
追懐
(
おもいで
)
はいつしか昔の悲しい、いたましい
母子
(
おやこ
)
の生活の上に
遷
(
うつ
)
ったのである。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
汽車は今
追懐
(
おもいで
)
の深い蛇窪村の踏切を走っている。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
“追懐”の意味
《名詞》
追懐(ついかい)
昔あった人や物事を思い出して偲ぶこと。
(出典:Wiktionary)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“追懐”で始まる語句
追懐談