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追懐
ふりがな文庫
“追懐”のいろいろな読み方と例文
旧字:
追懷
読み方
割合
ついかい
55.6%
おもひで
16.7%
おもいで
11.1%
おもい
5.6%
おもひだ
5.6%
レコレクシヨン
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついかい
(逆引き)
而して、窓が開いて、中から黒い毒気が洩れ
出
(
い
)
で、私の息を止めて、死んでも私は満足である。懐しい
追懐
(
ついかい
)
! 懐しい追懐! どうかこの秘密の窓を開いてくれ。
日没の幻影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
追懐(ついかい)の例文をもっと
(10作品)
見る
おもひで
(逆引き)
二人の話は其
追懐
(
おもひで
)
で持切つた。他人が居なければ遠慮も
要
(
い
)
らず、今は何を話さうと
好自由
(
すきじいう
)
である。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
追懐(おもひで)の例文をもっと
(3作品)
見る
おもいで
(逆引き)
眼鏡越しに
是方
(
こちら
)
を眺める青木の眼付の若々しさ、
往時
(
むかし
)
を
可懐
(
なつか
)
しがる布施の
容貌
(
おもて
)
に
顕
(
あらわ
)
れた真実——いずれも原の身にとっては
追懐
(
おもいで
)
の種であった。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
追懐(おもいで)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
おもい
(逆引き)
森も岡も牧場も水車小屋も、辛い
追懐
(
おもい
)
の種ばかり、見るに苦しい景色ではあるけれど、これも別離と言えばまた新しい執着を覚える。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
追懐(おもい)の例文をもっと
(1作品)
見る
おもひだ
(逆引き)
一雫も零さないやうにするのは、何も
追懐
(
おもひで
)
の涙が神聖なからでは無い。成るべく早く瓶を詰めて、喪服を
着更
(
きか
)
へてしまひたいからだ。多いなかには亭主の事を
追懐
(
おもひだ
)
しても一向涙なぞ出ないのがある。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
追懐(おもひだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
レコレクシヨン
(逆引き)
「
追懐
(
レコレクシヨン
)
」のみは其地を我故郷とうなづけど、「
希望
(
ホープ
)
」は我に
他
(
ほか
)
の故郷を強ゆる如し。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
追懐(レコレクシヨン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“追懐”の意味
《名詞》
追懐(ついかい)
昔あった人や物事を思い出して偲ぶこと。
(出典:Wiktionary)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“追懐”で始まる語句
追懐談
検索の候補
追懐談
“追懐”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
小山清
島崎藤村
伊藤左千夫
北村透谷
薄田泣菫
北原白秋
吉川英治
田山花袋
海野十三