“ついかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追懐90.9%
追回9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分はたばこを吸うても、何本吸うたか覚えのないほど追懐(ついかい)にとらわれてしまった。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
今でも実に何ともかとも申されぬなずかしきその時の光景(ありさま)を追懐(ついかい)いたします。実に月日の過ぎ行くのは早いもので御座いまして、もはや当地に参りましてから年の半分は立ちました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
その間(あいだ)に泛(うか)ぶ牡蠣舟(かきぶね)や苔取(のりとり)の小舟(こぶね)も今は唯強(し)いて江戸の昔を追回(ついかい)しようとする人の眼にのみ聊(いささ)かの風趣を覚えさせるばかりである。