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想出
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おもいで
ふりがな文庫
“
想出
(
おもいで
)” の例文
フランシスはやがて自分の
纏
(
まと
)
ったマントや手に持つ
笏
(
しゃく
)
に気がつくと、
甫
(
はじ
)
めて今まで
耽
(
ふけ
)
っていた歓楽の
想出
(
おもいで
)
の糸口が見つかったように苦笑いをした。
クララの出家
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
それにしても、たった一つの最初の
想出
(
おもいで
)
があった。あとにもさきにもない、一度きりの、
奇
(
く
)
しき縁ではあった。
蕎麦の花の頃
(新字新仮名)
/
李孝石
(著)
現在のことは実際彼女に取っては何の
想出
(
おもいで
)
の種ともならない。——わたしは前にも言ったが、彼女は感じの鈍い女だ。感じの鈍い女に何の想出があろう。ただこの部屋は非常に静かだ。非常に大きい。
明日
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“想出”で始まる語句
想出話