“めでたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目出度58.3%
芽出度33.3%
愛度2.8%
可祝2.8%
愛出度2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八重花花魁が此の月末にはお目出度(めでたく)スーッとお身請になりますから、花魁が素人に成っちまって、後(あと)へ下のがニューッと出る処を
苦労の中にも助(たすく)る神の結び玉(たま)いし縁なれや嬉しき情(なさけ)の胤(たね)を宿して帯の祝い芽出度(めでたく)舒(の)びし眉間(みけん)に忽(たちま)ち皺(しわ)の浪(なみ)立(たち)て騒がしき鳥羽(とば)伏見(ふしみ)の戦争。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
云卦(け)の表(おもて)萬人(にん)の養育(やういく)萬人にかしづかれ給ふと御頼母(おたのも)しくも愛度(めでたく)鳥渡(ちよつと)占(うらな)ひ參(まゐ)らせ候あなかしこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
容貌(きりやう)が能く音羽小町と綽名(あだな)にさるゝ程にてあれば氏(うぢ)なくて玉の輿に乘る果報(くわはう)愛度(めでたく)其日消光(くらし)の賣卜者の娘が大家の嫁(よめ)に成なら親父殿まで浮び上り左團扇(ひだりうちは)に成で有らうと然ぬだに口やかましきは棟割長屋(むねわりながや)の習慣(ならひ)とて老婆も嚊(かゝ)も小娘もみな路次口に立集(たちつど)ひ姦(かしまし)と讀むじだらくの口唇(くちびる)翻(かへ)す餞舌(おちやつぴい)塒(ねぐら)求(もと)むる小雀の群立騷(むらだちさわ)ぐ如くなり斯くとは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
二里あまり隔(へだて)たる村より十九歳の娵(よめ)をむかへしに、容姿(すがた)憎(にく)からず生質(うまれつき)柔従(やはらか)にて、糸織(いとはた)の伎(わざ)にも怜利(かしこ)ければ舅(しうと)姑(しうとめ)も可愛(かあい)がり、夫婦(ふうふ)の中も睦(むつまし)く家内(かない)可祝(めでたく)春をむかへ