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あど
ふりがな文庫
“あど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
アド
語句
割合
仇
33.3%
漁場
16.7%
何
16.7%
安曇
16.7%
愛度
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仇
(逆引き)
と
一列
(
ひとなら
)
び、
筵
(
むしろ
)
の上を六尺ばかり、ぐるりと廻る。手足も小さく
仇
(
あど
)
ない顔して、目立った
仮髪
(
かつら
)
の
髷
(
まげ
)
ばかり。
麦藁細工
(
むぎわらざいく
)
が化けたようで、黄色の声で
長
(
ま
)
せた事、ものを云う笛を吹くか、と
希有
(
けぶ
)
に聞える。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
あど(仇)の例文をもっと
(2作品)
見る
漁場
(逆引き)
「さうでもないけれど、
家
(
うち
)
の
漁場
(
あど
)
は沖やさかい今まであんまり獲れなんだ。長平などは
下手
(
しもて
)
やもんで、今までに大分
獲
(
と
)
つたれど。」
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
「本当だ、今年も来ることは来ようけれど、去年より
漁場
(
あど
)
が悪いからどうだかな。」
厄年
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
あど(漁場)の例文をもっと
(1作品)
見る
何
(逆引き)
それにはアドカ・アガセムという
訛
(
なまり
)
も手伝っているらしく思われるけれども、単にそれのみでなく、「
何
(
あど
)
か吾がせむ」という切実な句が此歌の価値を高めているからであろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
あど(何)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
安曇
(逆引き)
明神岬の鼻を一寸𢌞ると大溝の町が水に臨んで立つてゐる。そこから琵琶湖の岸に沿ふて近江國の西北端になつてゐる高島郡の平野が
安曇
(
あど
)
川を挾んで濶けてゐる。
湖光島影:琵琶湖めぐり
(旧字旧仮名)
/
近松秋江
(著)
あど(安曇)の例文をもっと
(1作品)
見る
愛度
(逆引き)
思へば女が
四歳
(
よつ
)
の年、振分髪の童姿、罪も報も無き顔に
愛度
(
あど
)
なき笑みの色を浮めて、父上〻〻と慕ひ寄りつゝ縋りまゐらせたるを御心強くも、椽より下へと荒らかに
踢落
(
けおと
)
し玉ひし其時が
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
あど(愛度)の例文をもっと
(1作品)
見る
“あど”の意味
《名詞》
狂言において、主役のシテ(仕手)の相手役を務める者。能楽でいうワキにあたる者。アド。挨答。
複数人で芸事などをするときの相手方にあたる者。
相手に調子を合わせること。相槌。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あた
あだ
かた
かたき
がた
がたき
きゅう
アダ
あぜ
あに