“めでて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目出度75.0%
芽出度25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それに八十二だつて云や、年齢としに不足はねえんだからの、まあ、目出度めでてえ方なんだ。」
野の哄笑 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)
B お前も随分お目出度めでてえ野郎だな。
指環 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
それはなんにしても芽出度めでてえことだ、われも骨を折った甲斐があり、若旦那もなげえ間心配しんぺえをなすった甲斐があり、お嬢さまも吉原のような、あんな恐ろしい処へ身をいれて
多「芽出度めでていなア、おらア斯うやってしんの親父に貰った紋付の着物を着て、おめえと話をするだア」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)