『指環』
A失礼ですが、いつかも汽車で御一緒になった様ですね。 Bこれは御見それ申しました。そういえば、私も思い出しましたよ。やっぱりこの線でしたね。 Aあの時は飛んだ御災難でした。 Bいや、お言葉で痛み入ります。私もあの時はどうしようかと思いました …
著者 | 江戸川乱歩 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「新青年」博文館、1925(大正14)年7月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約5分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約9分(300文字/分) |
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