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面妖
ふりがな文庫
“面妖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めんよう
88.5%
めんえう
11.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんよう
(逆引き)
老人と二人の書生とは、棒立ちになったまま、暫くは口を利く力もなかったが、やがて、書生の一人が、
面妖
(
めんよう
)
な顔をして、呟いた。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「こりゃちと
面妖
(
めんよう
)
だな。わしの
推察
(
みこみ
)
じゃ、里春は、練出さない前に殺されていたはずなんだが、死人が口をきくというのはどういうものだろう」
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
面妖(めんよう)の例文をもっと
(23作品)
見る
めんえう
(逆引き)
老いたる法師 これは
面妖
(
めんえう
)
な事を承るものぢや。では御坊は阿弥陀仏が、今にもありありと
目
(
ま
)
のあたりに、拝ませられると御思ひかな?
往生絵巻
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
(いんね
川
(
かは
)
のでございす。)といふ、はて
面妖
(
めんえう
)
なと
思
(
おも
)
つた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
面妖(めんえう)の例文をもっと
(3作品)
見る
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“面”で始まる語句
面
面白
面影
面目
面持
面喰
面倒
面色
面長
面当
“面妖”のふりがなが多い著者
丘丘十郎
林不忘
吉川英治
江戸川乱歩
中里介山
泉鏡太郎
佐々木味津三
小酒井不木
泉鏡花
海野十三