“某子爵夫人”の読み方と例文
読み方割合
ぼうしゝやくふじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾時(そのとき)は、瞼(まぶた)を離(はな)して、はらりと口元(くちもと)を半帕(はんけち)で蔽(おほ)うて居(ゐ)た、某子爵夫人(ぼうしゝやくふじん)が頷(うなづ)くやうに聞(き)き/\、清(きよ)らかな半帕(はんけち)を扱(しご)くにつれて、真白(まつしろ)な絹(きぬ)の、それにも血(ち)の影(かげ)が映(さ)すやうに見(み)えた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)