かしづ)” の例文
けれども一國いつこくな我儘者の圭一郎にかしづいて嘸々さぞ/\氣苦勞の多いことであらうとの慰めの言葉を一言千登世宛に書き送つて貰ひたいといふことだけはいつものやうにくどく、二伸としてまで書き加へた。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
一一一三ツのものは道なり。我がともがらのおよぶべきにあらず。只一一二かれらが一一三つかへかしづく事のうやうやしきにあつまるとしるべし。これかねに霊あれども人とこころの異なる所なり。