“傅人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もり37.5%
もりびと37.5%
もりと12.5%
もりやく12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三法師は、何といっても、まだ三ツなので、傅人もりの長谷川丹波守が膝へのせて正面へ向けていても、決してじっとしていなかった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「城内から、お市の方様、また小さい和子様たち、お幾人いくたりも背にしばって、浅井家の傅人もりびと三、四名の衆とごいっしょに……」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つい近頃、子供らの傅人もりとに抱えられたという小冠者こかんじゃである。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
じつに幼君又太郎時代からの傅人もりやくだった右馬介なればこそだった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)