“もりと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
守人60.0%
傅人20.0%
杜戸20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やすみになれないんですか、だったら当直の先生にそう言って睡眠薬をいただいて参りますがと言った。夜中に各室を廻る夜の守人もりとである看護婦が、冴えた夜中の声音こわねをひそめてそう言った。
つい近頃、子供らの傅人もりとに抱えられたという小冠者こかんじゃである。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いよいよ決心をして先月……十月……再び水戸屋を訪ねました時、自動車タキシイ杜戸もりと、大くずれ、秋谷を越えて、傍道わきみちへかかる。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)