“小冠者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こかんじゃ78.9%
こかじゃ15.8%
こくゎじゃ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路傍みちばたの子供に菓子などを与えながら行くものもある。途中で一行におくれて、また一目散に馬を飛ばす十六、七歳の小冠者こかんじゃもある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
小冠者こかじゃは、気負う鶏を抱えながら、相手の鶏と、距離をとって、しゃがみこんだ。
小冠者こくゎじゃ出て花見る人をとがめけり
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)