“小身者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうしんもの80.0%
せうしんもの20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何故かと申しますと、赤穂一藩に人も多い中で、御覧の通りここに居りまするものは、皆小身者しょうしんものばかりでございます。
或日の大石内蔵助 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
四十俵高の小身者しょうしんものと、自分の生れと比較して、優越感にひたらざるを得ないのも、この人の性根であります。
見透みすかされはりむしろに坐する如く冷汗ひやあせながしてひかへらる此時綱條卿には越前天一坊の仕置しおきの儀は其方が勝手に致べしゆるすぞ越前は小身者せうしんものなれば天一坊召捕方めしとりかたの手當等はむづかしからん伊豆其方そのはうより萬端ばんたん助力じよりよくいたしつかはし早々其用意ようい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)