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小身者
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しょうしんもの
ふりがな文庫
“
小身者
(
しょうしんもの
)” の例文
何故かと申しますと、赤穂一藩に人も多い中で、御覧の通りここに居りまするものは、皆
小身者
(
しょうしんもの
)
ばかりでございます。
或日の大石内蔵助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
四十俵高の
小身者
(
しょうしんもの
)
と、自分の生れと比較して、優越感にひたらざるを得ないのも、この人の性根であります。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
年少すでに
童色
(
どうしょく
)
を談じ、
小身者
(
しょうしんもの
)
はよく
猥褻
(
わいせつ
)
をささやくので、それと語るのを歓び、歌舞伎のまねをしていつのまにか三味線を覚えたり、また、
鷹野
(
たかの
)
にでも行く時は
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もともと悪意でないことは判っていたが、供の又蔵は主人を突き倒されたのと、相手が
小身者
(
しょうしんもの
)
の子供であるという軽侮とで、その子供の襟髪を引っ掴んでいきなりぽかりぽかりなぐりつけた。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“小身”で始まる語句
小身