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もりやく
ふりがな文庫
“もりやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
傅役
67.9%
守役
17.9%
伝役
3.6%
侍役
3.6%
傅人
3.6%
傅人役
3.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傅役
(逆引き)
配
(
くば
)
り居たりしに當家の用人
伴
(
ばん
)
佐
(
すけ
)
十郎
建部
(
たてべ
)
郷
(
がう
)
右衞門山口
惣
(
そう
)
右衞門の三人は先殿平助の代より勤め
殊
(
こと
)
に山口惣右衞門は藤五郎の
傅役
(
もりやく
)
にて
幼少
(
えうせう
)
より育て
上
(
あげ
)
己は當年七十五歳になり
樂勤
(
らくづとめ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
もりやく(傅役)の例文をもっと
(19作品)
見る
守役
(逆引き)
これ以上、若殿の気随気ままに
唯々
(
いい
)
として引かれたのでは、何の
守役
(
もりやく
)
たる
効
(
か
)
いがあろう。右馬介は一命をかけても引き止めたい。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もりやく(守役)の例文をもっと
(5作品)
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伝役
(逆引き)
さきの家老
相馬志津之助
(
そうましづのすけ
)
、
伝役
(
もりやく
)
桑原萩之進
(
くわばらはぎのしん
)
、医者
菊川露斎
(
きくかわろさい
)
の三人がつきそい、
矢田北口
(
やたきたぐち
)
というところにある
産土
(
うぶすな
)
さまへ御参詣になりましたが、お神楽の太鼓におおどろきになったものか
顎十郎捕物帳:10 野伏大名
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
伝役
(
もりやく
)
萩之進らとかたらって、たまたま通りあわした
野伏乞食
(
のぶせりこつじき
)
の子が源次郎さまに
生写
(
いきうつ
)
しなのをさいわい、金をあたえて買いとり、偽の主君をつくりあげ、なにくわぬ顔で帰城したのだという
取沙汰
(
とりざた
)
。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
もりやく(伝役)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
侍役
(逆引き)
侍役
(
もりやく
)
の者も、もてあましてただ眺めていた。そのあいだにも——だいぶ
小歇
(
こや
)
みにはなって来たが——ばちばちと、小銃の音はきこえてくる。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もりやく(侍役)の例文をもっと
(1作品)
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傅人
(逆引き)
じつに幼君又太郎時代からの
傅人
(
もりやく
)
だった右馬介なればこそだった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もりやく(傅人)の例文をもっと
(1作品)
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傅人役
(逆引き)
幼少から自分の
傅人役
(
もりやく
)
として仕えてくれた右馬介がもしここにいて、この君臣
相剋
(
そうこく
)
の乱脈やら父子兄弟の戦いなどを見ていたら、彼は身をおくに所もなく、発狂していたかもしれぬ。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もりやく(傅人役)の例文をもっと
(1作品)
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