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かしず
ふりがな文庫
“かしず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
侍
75.3%
冊
7.5%
斉眉
7.5%
傅
5.4%
斎
2.2%
册
1.1%
嫁
1.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
侍
(逆引き)
その翌日から、田山白雲の
周囲
(
まわり
)
に、
般若
(
はんにゃ
)
の
面
(
めん
)
を持った一人の美少年が
侍
(
かしず
)
いている。それは申すまでもなく清澄の茂太郎であります。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かしず(侍)の例文をもっと
(50作品+)
見る
冊
(逆引き)
容姿
(
ようし
)
優
(
すぐ
)
れて美しく才気あり万事に
敏
(
さと
)
き
性
(
せい
)
なりければ、
誘工
(
ゆうこう
)
の事
総
(
すべ
)
てお政ならでは目が
開
(
あ
)
かぬとまでに
称
(
たた
)
えられ、永年の誘工者、伝告者として衆囚より
敬
(
うやま
)
い
冊
(
かしず
)
かれけるが
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
かしず(冊)の例文をもっと
(7作品)
見る
斉眉
(逆引き)
叔母には
下枝
(
しずえ
)
、藤とて美しき二人の娘あり。我とは
従兄妹
(
いとこ
)
同士にていずれも
年紀
(
とし
)
は我より
少
(
わか
)
し。多くの腰元に
斉眉
(
かしず
)
かれて、荒き風にも当らぬ花なり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かしず(斉眉)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
傅
(逆引き)
私は介山居士が千年樫の下に草庵を結んでいて、
傅
(
かしず
)
く一人の弟子が私であったなら、どんなにいいだろうと思った。私は薪を拾い、水を汲み、畑を耕すだろう。
西隣塾記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
かしず(傅)の例文をもっと
(5作品)
見る
斎
(逆引き)
伝え聞く、摩耶山
忉利天王寺
(
とうりてんのうじ
)
夫人堂の
御像
(
おんすがた
)
は、その
昔
(
いにしえ
)
梁
(
りょう
)
の武帝、女人の産に悩む者あるを
憐
(
あわれ
)
み、
仏母
(
ぶつも
)
摩耶夫人
(
まやぶにん
)
の影像を造りて大功徳を
修
(
しゅ
)
しけるを、空海上人入唐の時、我が朝に
斎
(
かしず
)
き帰りしものとよ。
一景話題
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かしず(斎)の例文をもっと
(2作品)
見る
册
(逆引き)
あの
傷々
(
いた/\
)
しい、
骸骨
(
がいこつ
)
のように
痩
(
や
)
せた老翁が、たま/\若い美しい妻を
贏
(
か
)
ち得て、後生大事にその人に
册
(
かしず
)
き、それに満足しきっているらしい様子を見ては
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
たとい夫の左大臣は亡くなられても、矢張母は自分などの手の届かない雲の上の人、高貴の家の
後室
(
こうしつ
)
として多くの人に
册
(
かしず
)
かれつゝ、立派な居館の
玉簾
(
たまだれ
)
の奥に朝夕を過しているものと想像された。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かしず(册)の例文をもっと
(1作品)
見る
嫁
(逆引き)
けれど、わたしを真の子のように可愛がって下された王允様は、行く末は必ず、
凜々
(
りり
)
しい英傑の士を選んで
嫁
(
かしず
)
けてやるぞ——といつも仰っしゃって下さいました。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かしず(嫁)の例文をもっと
(1作品)
見る
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