“大仏”のいろいろな読み方と例文
旧字:大佛
読み方割合
おさらぎ58.3%
だいぶつ33.3%
おおぼとけ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
登子のいとこ、駿河するが太郎重時しげとき、兄の赤橋将監英時あかばししょうげんひでときはじめ、塩田、桜田、大仏おさらぎ、名越など、いずれもゆゆしい身寄りばかりである。こもごも
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ち得た所は物びてゐる。奈良の大仏だいぶつかねいて、其余波なごりひゞきが、東京にゐる自分の耳にかすかにとゞいたと同じ事である。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
冬空を見ず衆生しゅじょう大仏おおぼとけ
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)