“們”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ともがら40.0%
20.0%
ドモ20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いな、こはわれ此処にて拾ひしなり」「否、爾が盗みしなり。見れば頸筋に輪もあらず、爾如き奴あればこそ、撲犬師いぬころしが世にえて、わがともがらまで迷惑するなれ」
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
さるによつてやつがれは、常に和殿を貴とみ、早晩いつかよしみを通ぜんとこそ思へ、いささかも仇する心はなきに、何罪科なにとがあつて僕を、かまんとはしたまふぞ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
那時ソノトキ百姓。上千上萬セントナクマントナク。……走致揚州府前。市心裏。那裏等得開刀。早被百姓ドモ上來。儞一刀。我一刀。零分碎剮去吃了。只ノコス一個孤椿ヒトツノポウシバラレテ市心。開了膛心肝五臟
将又券番、暖簾ウチゲイシヤ等ノ芸妓ニ於テハ先ヅ小梅、才蔵、松吉、梅吉、房吉、増吉、鈴八、小勝、小蝶、小徳、凡四十有余名アリ。
上野 (新字新仮名) / 永井荷風(著)