“モン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:もん
語句割合
50.0%
25.0%
12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渭州イシュウニオケル殺人犯ノ軍籍者、提轄テイカツ魯達ナル凶徒、コノ地方ニ立廻ラバ即刻、官ヘ速報スベシ。庇護ヒゴ行為ノ者ハ同罪タルベシ。モシ又、上告ノ善ヲスアラバ、即チ、賞一千貫モンクダサルル者也
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
をとゝひまで、手寫しとほした、稱讃淨土經シヨウサンジヤウドキヤウモンが胸に浮ぶ。郎女は、昨日までは一度も、寺道場を覗いたこともなかつた。父君は家の内に道場を構へて居たが、簾越しにも聽モンは許されなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
風吹きて曇りときたま明りつゝ、薄うすにうつるモンの 影かも
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
モンの 土に凍てつく雪の上に、散りのこりたる節分の豆
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
人の顔を見つめると「人の顔見るモンマヽ粒・小つぼ」と言ふ。名前をよみ込む文句では古いのは
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)