“スウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:すう
語句割合
50.0%
25.0%
鳥目25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「僕は、一昨日まで、写字と翻訳をやつてゐたんです。写字は一行一スウ、翻訳は一行二スウです。それでやつとパンにありつけるのです。それさへ、もう、だれも仕事をくれないんです」
世界覗眼鏡 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
二度の大祓へに伴ふ鎭魂や、上巳・端午の雛神や、盆・七夕の精靈に對してする「別れ惜しみ」の式などは、スウ靈や死靈の祭り以外に、生きみ魂の鎭魂の意味が十分に殘つてゐるのである。
光る街路樹と暗黒のベンチと、その上の男女の影とその下の野良犬と、ある広場にはあせちりん瓦斯ガスをともして、襯衣シャツ一枚の大力士が次つぎに分銅ふんどうを持ち上げて野天に人と鳥目スウを集めていたり