“錢湯”のいろいろな読み方と例文
新字:銭湯
読み方割合
せんたう85.7%
おゆや14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持(もち)おもりのする番傘(ばんがさ)に、片手腕(かたてうで)まくりがしたいほど、身(み)のほてりに夜風(よかぜ)の冷(つめた)い快(こゝろよ)さは、横町(よこちやう)の錢湯(せんたう)から我家(わがや)へ歸(かへ)る趣(おもむき)がある。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
夫(それ)ならまだしもだが、稍(やゝ)ともすると三日(みつか)も四日(よつか)も丸(まる)で錢湯(せんたう)の敷居(しきゐ)を跨(また)がずに過(すご)して仕舞(しま)ふ。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
何(なに)、貴女(あなた)、男同士(をとこどうし)だ、と何(ど)うかすると、御近所(ごきんじよ)づから、町内(ちやうない)では錢湯(おゆや)の中(なか)で、素裸(すつぱだか)で初對面(しよたいめん)の挨拶(あいさつ)をする事(こと)がありますよ……
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)