“龜戸”の読み方と例文
新字:亀戸
読み方割合
かめゐど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知られた屋敷ですよ、龜戸(かめゐど)には、梅屋敷や臥龍梅(ぐわりうばい)といふ名所もあるが、白山の白梅屋敷は、たつた一本の梅だが、山の手では珍らしいから騷ぐんでせうね
明治五年八月に七十八歳で向島龜戸(かめゐど)神社の祠官(しくわん)となり、眼疾のために殆ど失明して終つたと云ふことである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
汽車(きしや)が龜戸(かめゐど)を過(す)ぎて——あゝ、このあひだの堤(どて)の續(つゞ)きだ、すぐに新小岩(しんこいは)へ近(ちか)づくと、窓(まど)の下(した)に、小兒(こども)が溝板(どぶいた)を驅(か)けだす路傍(みちばた)のあしの中(なか)に、居(ゐ)る、居(ゐ)る。ぎやうぎやうし、ぎやうぎやうし。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)