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くゞ
ふりがな文庫
“くゞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潜
71.2%
潛
23.1%
窬
1.0%
濳
1.0%
莎草
1.0%
俛
1.0%
屈
1.0%
跼
1.0%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜
(逆引き)
さて、
聞
(
き
)
かつしやい、
私
(
わし
)
はそれから
檜
(
ひのき
)
の
裏
(
うら
)
を
抜
(
ぬ
)
けた、
岩
(
いは
)
の
下
(
した
)
から
岩
(
いは
)
の
上
(
うへ
)
へ
出
(
で
)
た、
樹
(
き
)
の
中
(
なか
)
を
潜
(
くゞ
)
つて
草深
(
くさふか
)
い
径
(
こみち
)
を
何処
(
どこ
)
までも、
何処
(
どこ
)
までも。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くゞ(潜)の例文をもっと
(50作品+)
見る
潛
(逆引き)
こんな
事
(
こと
)
を
口
(
くち
)
にする
宗助
(
そうすけ
)
は
別
(
べつ
)
に
不足
(
ふそく
)
らしい
顏
(
かほ
)
もしてゐなかつた。
御米
(
およね
)
も
夫
(
をつと
)
の
鼻
(
はな
)
の
穴
(
あな
)
を
潛
(
くゞ
)
る
烟草
(
たばこ
)
の
煙
(
けむ
)
を
眺
(
なが
)
める
位
(
くらゐ
)
な
氣
(
き
)
で、それを
聞
(
き
)
いてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
くゞ(潛)の例文をもっと
(24作品)
見る
窬
(逆引き)
稍
(
こずえ
)
にのみ
一團
(
いちだん
)
の
葉
(
は
)
があつて、
幹
(
みき
)
は
丁度
(
ちやうど
)
天幕
(
てんまく
)
の
柱
(
はしら
)
のやうに、
數百間
(
すうひやくけん
)
四方
(
しほう
)
規則正
(
きそくたゞ
)
しく
並
(
なら
)
んで
居
(
を
)
る
奇妙
(
きめう
)
な
林
(
はやし
)
の
下
(
した
)
を
窬
(
くゞ
)
つたりして、
道
(
みち
)
の
一里半
(
いちりはん
)
も
歩
(
あゆ
)
んだと
思
(
おも
)
ふ
頃
(
ころ
)
、
一個
(
いつこ
)
の
泉
(
いづみ
)
の
傍
(
そば
)
へ
來
(
き
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『
此處
(
こゝ
)
です。』と
一言
(
いちごん
)
を
殘
(
のこ
)
して、
先
(
ま
)
づ
鐵門
(
てつもん
)
を
窬
(
くゞ
)
つた、
私
(
わたくし
)
もつゞいて
其
(
その
)
中
(
なか
)
に
入
(
い
)
ると、
忽
(
たちま
)
ち
見
(
み
)
る、
此處
(
こゝ
)
は、
四方
(
しほう
)
數百
(
すうひやく
)
間
(
けん
)
の
大洞窟
(
おほほらあな
)
で、
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
は
削
(
けづ
)
つた
樣
(
やう
)
な
巖石
(
がんぜき
)
に
圍
(
かこ
)
まれ、
上部
(
じやうぶ
)
には
天窓
(
てんまど
)
のやうな
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
くゞ(窬)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
濳
(逆引き)
頭
(
かうべ
)
を
囘
(
めぐら
)
せば、斷崖千尺、斧もて削り成せる如くにして、乘る所の舟は崖下の小洞穴より
濳
(
くゞ
)
り出でしなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
かの怪しき翁の舟の、狹き穴より
濳
(
くゞ
)
り出しをば、われ明かに記憶せり。夢まぼろしにてはよもあらじ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
くゞ(濳)の例文をもっと
(1作品)
見る
莎草
(逆引き)
袖中抄に「裹」字をよみて、
莎草
(
くゞ
)
を編みて袋にしたるをいふ也、万葉集抄には、細き縄を持物入るゝものにして、田舎の者の持つなりといへり。これらは物異なれば名義もおなじからぬにや。
くぐつ名義考:古代社会組織の研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
多分は山沢湿地に自生する
莎草
(
くゞ
)
といふ植物で其袋を製したのであらう。
くぐつ名義考:古代社会組織の研究
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
くゞ(莎草)の例文をもっと
(1作品)
見る
俛
(逆引き)
薄闇い狭いぬけろじの
車止
(
くるまどめ
)
の横木を
俛
(
くゞ
)
って、
彼方
(
むこう
)
へ出ると、琴平社の中門の通りである。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
くゞ(俛)の例文をもっと
(1作品)
見る
屈
(逆引き)
指を伸して居れば伸したなりに、
屈
(
くゞ
)
めて居れば屈めたなりにして居なければ、一寸でも動かす為には、私は泣き顔でその痛さを堪忍ばねばならなかつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
くゞ(屈)の例文をもっと
(1作品)
見る
跼
(逆引き)
弥撒
(
ミサ
)
を行ふ間は、わが心自づと強く、身も
緊
(
しま
)
つて、尊い葡萄酒の
輝
(
かゞやき
)
は眼に満ちわたり、聖なる
御油
(
みあぶら
)
に思も潤ふが、このわが廊堂の人げない処へ来ると、此世の
疲
(
つかれ
)
に
崩折
(
くづを
)
れて、
跼
(
くゞ
)
まるとも
構
(
かまひ
)
ない。
法王の祈祷
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
くゞ(跼)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
くぐ
かが
もぐ
かゞ
すく
かつ
こゞ
かく
かがま
こご