“囘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かへ29.2%
めぐ25.0%
くわい16.7%
かい8.3%
まは8.3%
めぐら4.2%
4.2%
4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きびすかへしてツト馳出はせいづればおたかはしつて無言むごん引止ひきとむるおびはし振拂ふりはらへばとりすがりはなせばまとひつきよしさまおはらだちは御尤ごもつともなれども暫時しばし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一の小川の響きによりてしらる、この小川はめぐり流れて急ならず、その噛み穿てる岩の中虚うつろを傳はりてこゝにくだれり —一三二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
これにてつみ成立せいりつし、だいくわい以後いごはそのつみによりていかなる「ばつ精神的せいしんてきばつ心中しんちうおに穿うがでゝます/\せいます/\めうなり。多言たげんするをこのまず。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
王か主だった酋長だけがこの贅沢を毎日することが出来るのであり、下位の酋長は、その富に応じて、一週か二週か月に一かいずつである1
をどれ、をどれ、とをどまはつて、水戸みと大洗節おほあらひぶしれるのが、のこらず、銀座ぎんざのバーからた、大女おほをんな一人藝ひとりげいで。……つた、つた、うたつた、をどつた。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
當時こそ片々の畫圖となりて我目に觸れつれ、今に至りてかうべめぐらせば、その片々は一幅の大畫圖となりて我前に横はれり。是れわが學校生活なり。
へす海神生める姫、ユウリュノメーとテチスとの
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
加之、識る人も識らぬ人も醉うては無禮講の風俗をかしく、朱欒ざぼんの實のかげに幼兒と獨樂こまはし、戸ごとに酒をたづねては浮かれ歩く。祭のあとの寂しさはまた格別である。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)