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囘
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めぐ
ふりがな文庫
“
囘
(
めぐ
)” の例文
一の小川の響きによりてしらる、この小川は
囘
(
めぐ
)
り流れて急ならず、その噛み穿てる岩の
中虚
(
うつろ
)
を傳はりてこゝにくだれり —一三二
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
そして飢饉が
囘
(
めぐ
)
って来てその資源の乏しいことを教えると、彼らはその住民大衆に食物を与えないその国土の不毛を責めたが2
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
頭を
囘
(
めぐ
)
らして右のほうを望むと、サント・マルグリット島とサント・オノラ島が、波のうえにぽっかり浮び、
樅
(
もみ
)
の木に蔽われたその島の背を二つ見せている。
初雪
(新字新仮名)
/
ギ・ド・モーパッサン
(著)
われはこれに從はんと欲して、ふと
頭
(
かうべ
)
を
囘
(
めぐ
)
らしゝに、我が
倚
(
よ
)
りたりし柱の
背後
(
うしろ
)
に、身を薫高き「ミユルツス」の
叢
(
そう
)
に埋めて、もろ手を
項
(
うなじ
)
に組み合せたる人あるを見き。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
囘
(
めぐ
)
り
有馬
(
ありま
)
の温泉より神戸へ出て須磨明石を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
▼ もっと見る
中天
(
ちゆうてん
)
に
囘
(
めぐ
)
らし
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
われはふと
首
(
かうべ
)
を
囘
(
めぐ
)
らしてあたりを見しに、我を距ること數歩の處に、故墳の址あり。むかしドメニカが許に養はれし時、往きて遊びし
冢
(
つか
)
に比ぶれば、大さは倍して荒れたることも
一入
(
ひとしほ
)
なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
囘
部首:⼌
5画
“囘”を含む語句
隈囘
一囘
巡囘
囘向院
囘向
這囘
迂囘
囘轉
囘々
次囘
年囘
第六囘
輪囘
経囘
逝囘
挽囘
御囘向
康囘
第一囘
囘起
...